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島根大学教育臨床総合研究

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島根大学教育臨床総合研究 11 巻
2012-07-10 発行

尺八を用いた中学校音楽科の授業実践の試み : 「鹿の遠音」を手がかりに

A Practical Study of Shakuhachi for Junior High School Music Education : A Case Study of Shika no Tone
高木 いずみ
本文ファイル
b009011011.pdf ( 1.84 MB )
内容記述
 2008年の学習指導要領改訂で, 中学校音楽科では, 「和楽器の指導については, 3学年間を通じて1種類以上の楽器の表現活動を通して, 生徒が我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わうことができるよう工夫すること」と示された。本研究は, 中学校音楽科における和楽器の学習の一環として, 尺八の鑑賞と表現の活動を郷土の伝統音楽の学習につなげていく試みである。松江市宍道町にも縁のある尺八古典本曲「鹿の遠音」に着目し, 同曲の教材研究と大学院「学校教育実践研究」における授業実践をまとめ, 尺八の教材開発と指導法の一案を提示した。