Bulletin of Shimane University Faculty of Medicine

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Bulletin of Shimane University Faculty of Medicine 39
2017-03-31 発行

出雲市における認知症予防教室終了後の自主活動グループの実態

Field Survey on the Group of Voluntary Participation After Dementia Prevention Classroom in Izumo
Fukuma, Miki Department of Fundamental Nursing, Shimane University Faculty of Medicine
Shiwaku, Kuninori Faculty of Medicine,Shimane University
Wada, Etsuko Department of Health and Welfare, Izumo City
Imaoka, Yumiko Department of Health and Welfare, Izumo City
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Description
本研究の目的は、認知症予防教室終了後の自主活動グループの実態を明らかにし、参加者に必要な支援について検討することとした。対象者は、「自主活動グループ参加者の交流会」(以下、OB会)に参加した高齢者40名であった。本研究での認知症予防教室は、運動、ゲーム性の高いアクティビティー、栄養教室などの複合型のプログラムを実施した。その他、3回の学習会を設けた。自主活動グループ結成時の継続率は86.2%であった。OB会の参加動機は、他の地域での活動を知りたいが最も多かった。今回の認知症予防教室のプログラムが、終了後の自主活動グループへ参加したいという継続意識を高める効果があったと考える。さらに、認知症予防に効果的な生活習慣を維持するためには、地区ごとの交流や自主活動グループの意義を確認できるOB会の実施や活動内容への支援が必要であると考える。
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島根大学医学部