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島根大学教育臨床総合研究 Volume 19
published_at 2020-10
幼児期の上肢を使う動きに関する実態 ―運動プログラム作成のための資料として―
The Current Condition of Young Children's Upper Limb Movement ─ A Basis in Creating an Exercise Program ─
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幼児期の上肢を使う動きに関する実態 ―運動プログラム作成のための資料として―
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幼児期の手首を中心とした上肢の動きに関連した実態を把握すること、また、それに関連した動きの問題点を探り、その問題点を解決する方策を検討することを目的として研究を行った。
その結果、全身運動を伴った上肢を使う遊びやスナップを必要とする遊びは少なく、日常生活動作は、洗顔、歯磨き、雑巾絞り等ではできる割合が低い傾向にあった。環境・設備が便利になりすぎることは子どもの発達阻害要因となると考えられており、子どもが楽しんで手首を中心とした上肢の動きを習得するための遊びによる工夫が求められていると言える。
その結果、全身運動を伴った上肢を使う遊びやスナップを必要とする遊びは少なく、日常生活動作は、洗顔、歯磨き、雑巾絞り等ではできる割合が低い傾向にあった。環境・設備が便利になりすぎることは子どもの発達阻害要因となると考えられており、子どもが楽しんで手首を中心とした上肢の動きを習得するための遊びによる工夫が求められていると言える。
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https://doi.org/10.24568/51465
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