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島根大学教育学部紀要 Volume 58
published_at 2025-01-31
色チョークによる水彩絵具を用いたアートパネル制作 : 美術館のための造形ワークショップ開発 II
Creation of art panel using watercolor paint with colored chalk.: Development of Art Workshops for Museums II
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島根大学教育学部紀要_58_107-122.pdf
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Descriptions
本研究は島根大学教育学部美術科教育専攻と島根県立美術館との連携により「絵画素材を題材とした制作活動」を開発し、造形ワークショップの実践に基づいて、開発の過程で得られた知見や参加者支援の方法などを明らかにした。本ワークショップは、色チョークとアラビアゴムをそれぞれ顔料(色材)、展色材(バインダー)として使用、水彩絵具を自作し、描画する。その後、箔による擦り出し技法を用いて独自のアートパネルを制作し、成果物とするものである。ワークショップの全容を8 部構成として定め、それぞれ開発の要点として課題と解決、支援方法の内容をまとめ、実践の状況をタイムラインによって示した。実践結果として、活動時間の問題、参加者の描写力、表現力の扱い関する問題、材料についての問題、題材の主眼について取り上げ、本ワークショップの実践から得た知見に基づき、汎用性について言及した。
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https://doi.org/10.24568/55465
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