島根大学教育学部
島根大学教育学部紀要

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島根大学教育学部紀要 59 巻
2026-01-30 発行

藁と布織りを混合した民芸雑貨の制作 : 美術館のための造形ワークショップ開発III

Creating Folk Art Crafts that Combine Straw Weaving and Fabric Weaving: Development of Art Workshops for Museums III
上野 小麻里
本文ファイル
島根大学教育学部紀要_59_p75-82.pdf ( 2.61 MB )
内容記述
 本研究では,美術館での実施を前提とする「藁と布織りを混合した民芸雑貨の制作活動」を独自に開発し,造形ワークショップの実践に基づいて,開発の過程で得られた知見や参加者支援の方法などを明らかにした。本ワークショップは,地域に根付いた藁細工と古布を裂いて再利用する裂織を混合し,ウォールポケットを制作する造形活動である。開発の要点となる五項目([1] 簡易織り機の開発,[2] 藁の選別,[3] 布の裏打ち,[4] 混合織りの指導方法,[5] 藁編みの指導方法)を抽出し,実践の状況をタイムライン(発話計画)と図版によって経時的に開示した。実践結果として,簡易織り機に関する知見と展開の可能性,藁の準備や裏打ちした布の代用など本活動を再現する場合の簡略化のポイント,さらに藁と布の混合織りの可能性について言及した。
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