島根大学教育学部
島根大学教育学部紀要

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島根大学教育学部紀要 59 巻
2026-01-30 発行

翻刻 西村天囚著『懐徳堂考之一』(その五): 含翠堂調査の記録

A Reprint o“f Kaitokudoko-no-ichi” written by NISHIMURA Tenshu(part5): A document of investigation about "Gansuido"
本文ファイル
島根大学教育学部紀要_59_p35-46.pdf ( 1.49 MB )
内容記述
 本稿は、西村時彦(号は天囚・碩園)の故郷である種子島・西之表市の西村家に所蔵されていた西村天囚関係資料の一つ『懐徳堂考之一』(抄本、一冊)の後半部に記されているところの、含翠堂に関する調査記録の部分の翻刻である。この調査記録は、天囚が明治四十三年(一九一〇)一月二十九日に開催された大阪人文会第二次例会において講演を行った五日後の二月三日に、含翠堂があった平野郷町に自ら赴いて調査を行い、大阪朝日新聞社に戻って記した部分が中心となっている。同年二月七日より天囚が大阪朝日新聞紙上で開始した連載「懐徳堂研究其一」(完結時に『懐徳堂考』上巻と改題)の中の第六回(二月十三日付)に掲載された「石庵と含翠堂」の節は、この時の調査によって得られた知見を踏まえて記述されている。含翠堂調査の記録は、懐徳堂顕彰運動の起点となった天囚の懐徳堂研究の実態を解明する上で、重要な手がかりとなる。
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