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島根大学教育学部紀要 46 巻
2012-12-25 発行
島根県の小学校家庭科における住教育の実態と課題
The Actual Conditions and Problems of Housing Education of Elementary School
本文ファイル
b0130046005.pdf
( 1.17 MB )
内容記述
⑴家庭科の受け持ち形態は、担任によるものが最も多かった。しかし、女性では専科も多く、男女差が認められた。
⑵住居分野の実施時間は他分野に比べて少なく、5年か6年のどちらかしか行わない場合もあった。また、教師自身の興味関心も他分野に比べて低かった。
⑶扱う内容は、整理整頓の工夫、清掃の工夫、汚れ調べが上位にあがっていた。
⑷小学校家庭科における課題は4つに分類できた。すなわち、①教員自身の興味の低さ、②授業実施時間の不足、③他教科と関連付けている割合の少なさ、④指導する際の困難の多さ、である。
⑸課題解決のためには、①教員が積極的に教材研究を行うこと、②行った研究を積極的に公開し共有できるような場や機会の必要性、③住居分野と他分野、他教科との関連付けた授業計画、④そのための教員自身の知識と関心の向上、が必要と考えられる。
⑵住居分野の実施時間は他分野に比べて少なく、5年か6年のどちらかしか行わない場合もあった。また、教師自身の興味関心も他分野に比べて低かった。
⑶扱う内容は、整理整頓の工夫、清掃の工夫、汚れ調べが上位にあがっていた。
⑷小学校家庭科における課題は4つに分類できた。すなわち、①教員自身の興味の低さ、②授業実施時間の不足、③他教科と関連付けている割合の少なさ、④指導する際の困難の多さ、である。
⑸課題解決のためには、①教員が積極的に教材研究を行うこと、②行った研究を積極的に公開し共有できるような場や機会の必要性、③住居分野と他分野、他教科との関連付けた授業計画、④そのための教員自身の知識と関心の向上、が必要と考えられる。
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https://doi.org/10.24568/8124
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