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島根大学教育学部紀要 39 巻
2006-02 発行
家庭科教員の指導実態からみた製作活動の教育的意義
A Study of Educational Significance of Learning to Sew by Home Economics Teachers
本文ファイル
b0130039003.pdf
( 99.3 KB )
内容記述
本研究では、小学校家庭科教員を対象に調査を行い、布を用いた製作活動の指導実態やその教育的意義をどのように捉えているのかなどを明らかにし、今後の製作活動のあり方を検討するための基礎資料を得ることを目的とした。
家庭科教員が、製作活動の教育的意義として強く捉えていたのは、生活技能の習得とものづくりとしての達成感・満足感の2点であった。また、製作活動を指導した教員からみて、子ども達は他の教材よりも意欲的に取り組んでいた。これらのことから、製作活動を中核にした衣生活学習を進めることが重要であるといえる。したがって今後さらに、被服材料、着方や手入れについても学習できるように、総合的な取り扱いができるような教材や指導方法の工夫を検討することが課題となる。
家庭科教員が、製作活動の教育的意義として強く捉えていたのは、生活技能の習得とものづくりとしての達成感・満足感の2点であった。また、製作活動を指導した教員からみて、子ども達は他の教材よりも意欲的に取り組んでいた。これらのことから、製作活動を中核にした衣生活学習を進めることが重要であるといえる。したがって今後さらに、被服材料、着方や手入れについても学習できるように、総合的な取り扱いができるような教材や指導方法の工夫を検討することが課題となる。
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https://doi.org/10.24568/5978
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