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島根農科大学研究報告 Volume 3
published_at 1955-05-30
チューリップ属植物の核型分析(I)
Karyotype Analysis in Tulipa(I)
Takusagawa Harushige
Kashiwagi Yokichi
full_text_file
d0020003n005.pdf
( 1.7 MB )
Descriptions
チューリップ属(Tulipa)はユリ科に属し,約50種を含む大きな属であつて中,南欧より本邦に亘り分布し,中央アジアに特に多い。日本産は2種であるが観賞用として栽培晶種は非常に多い。
Guignard(1900)は最初Tulipa属数種の染色体数を,n=12なることを報告しついで,De Mol(1925,1926,1927)は2n=24,36,48などを報告した。更にNewton(1926)は 2n=24,36,48,60などを報告した。Newton&Darlington(1929)は同じく,Tulipa属の数種について,2n=36,60なることを報告している。尚,その他の木々が少しく染色体について報告している。
しかし以上の報告は主に染色体数についてであつて,詳紬な核型分析はこの属においては未だ行われていない。この報告はTulipa Gesneriana L. に属する5品種の核型分析の結果である。
Guignard(1900)は最初Tulipa属数種の染色体数を,n=12なることを報告しついで,De Mol(1925,1926,1927)は2n=24,36,48などを報告した。更にNewton(1926)は 2n=24,36,48,60などを報告した。Newton&Darlington(1929)は同じく,Tulipa属の数種について,2n=36,60なることを報告している。尚,その他の木々が少しく染色体について報告している。
しかし以上の報告は主に染色体数についてであつて,詳紬な核型分析はこの属においては未だ行われていない。この報告はTulipa Gesneriana L. に属する5品種の核型分析の結果である。
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