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島根大学論集. 自然科学 4 巻
1954-03-31 発行
Dekatronの陰極の片寄り抵抗に関する実験的研究
Experimental Study in the Resistance behind the Cathod of Dekatron Tube
神門 顕
本文ファイル
b012004b004.pdf
( 752 KB )
内容記述
ステツプ管(Stepping Tube, Polycarthode Counting Tube)は1個の陽極に対し、多数の陰極を有しインパルスを加へると其の数に応じて、放電位置が次々と移つて行く放電管である。
Dekatron はステツプ管の一種で、相隣る2個の陰極を外部に於て低抗 R を通じて接続し、之を一つの非対称電極としたもので、放電は必す R の無い方の極に片寄るので方向性を与へる事が出来る。この R を片寄り低抗と名付ける。
Dekatronは英米では市販となつてゐるが、我國では之から製作を始める段階にある。
かゝる現状にあるので、筆者は片寄り低抗 R を如何なる値にとつたら適当であるかを研究して、Dekatron製作上の基礎資料の一つを提供するのが此の研究の目的である。
Dekatron はステツプ管の一種で、相隣る2個の陰極を外部に於て低抗 R を通じて接続し、之を一つの非対称電極としたもので、放電は必す R の無い方の極に片寄るので方向性を与へる事が出来る。この R を片寄り低抗と名付ける。
Dekatronは英米では市販となつてゐるが、我國では之から製作を始める段階にある。
かゝる現状にあるので、筆者は片寄り低抗 R を如何なる値にとつたら適当であるかを研究して、Dekatron製作上の基礎資料の一つを提供するのが此の研究の目的である。
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