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島根大学論集. 自然科学 9 巻
1959-02-28 発行
ウグイの孵化腺の発生
Development of the Hatching Gland in the Teleost, Leuciscus hakuensis Gunther
伊賀 哲郎
本文ファイル
b012009b009.pdf
( 900 KB )
内容記述
魚類の孵化腺の分布については多数の報告があるが,その発生の起源については,メダカ(石田,’44)が内胚葉性であり,シラウオ(柳井,’53),フナ(大氏,’55),ワカサギ(Yanai Ouji and Iga,’56),コイ(大氏,伊賀,’58)およびオイカワ(大氏,伊賀,’58)が外胚葉性である外はまつたく知られていない。それら外胚葉起源をもつ種類の孵化腺細胞の出現する位置はわずかのずれはあるが同じであり,孵化直前にみられる腺細胞の分布の違いは原位置からの移動様式が異なるためによる。そして魚類の孵化腺の移動様式にはシラウオ型,フナ型およぴワカサギ型の3型があることが分かつた(Yanai, Ouji and Iga,’56)。
本報はウグイ(コイ科)の孵化腺の発生と分布について追求した。
稿を起すに当り,終始指導助言を賜つた大氏正己助教授に厚く御礼申し上げる。
本報はウグイ(コイ科)の孵化腺の発生と分布について追求した。
稿を起すに当り,終始指導助言を賜つた大氏正己助教授に厚く御礼申し上げる。
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