アクセス数 : 0 件
ダウンロード数 : 0 件
この文献の参照には次のURLをご利用ください : https://doi.org/10.24568/55512
島根大学医学部紀要 47 巻
2025-03 発行
臨地実習における看護系大学生の服薬に関する看護経験および自己学習に関する調査
A Survey of Nursing Students' Experiences and Self-Learning on Medication in Clinical Nursing Practice
本文ファイル
医学部紀要_47_p53-59.pdf
( 1.01 MB )
内容記述
本研究の目的は、臨地実習における看護系大学生の服薬に関する看護経験状況と自己学習状況を明らかにすることである。A看護系大学3、4年生を対象としたオンライン調査を行った結果、3年生20 名、4年生26 名の回答を得た。4年生は13 項目中10 項目、3年生は5項目で80%以上の看護学生が服薬に関する情報収集をしていた。服薬に関する観察・確認では、すべての項目で4年生の実施割合が高く、服薬支援では学年間の有意差はなかった。服薬に関する情報収集、アセスメントができたと感じている割合は、3、4年生ともに80%を超えたが、服薬支援ができたと感じている割合は40%程度であった。自己学習内容では、薬剤の効果は自己学習した割合が高かったが、薬物動態については低かった。約70%の学生が添付文書情報を自己学習に活用していた。服薬に関する教育では、看護実践における活用方法を含めて教育する必要性が示唆された。
About This Article
Doi
https://doi.org/10.24568/55512
権利情報
島根大学医学部
Pages
Other Article