島根大学大学院教育学研究科 教育実践開発専攻
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学校教育実践研究

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学校教育実践研究 Volume 8
published_at 2025-03-31

フィードバックの視点にもとづいた児童の作文活動における自己評価の検討

A Consideration of Self-Assessment in Students’ Writing Activities Based on a Feedback Perspective
NAGASAKI Kosaku
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学校教育実践研究_8_p09-18.pdf ( 903 KB )
Descriptions
 本研究では,児童の作文活動における自己評価のフィードバックのタイミングが自己評価の正確さにどのような効果や影響を与えるのかを明らかにすることを目的とした.初稿と完成稿で得た児童の記述と自己評価の数値を,自己評価の正確さの定義にもとづいた|自己評価-教師評価|の式によって分析し,文章作成時にフィードバックを受ける(即時フィードバック)群と文章作成時にフィードバックを受けない(遅延フィードバック)群で対応のないt 検定を行った.その結果,フィードバックのタイミングの違いによって児童の自己評価の正確さに差異がないことが確認された.しかしながら,作文の完成稿についての自己評価の正確さには両者の間に小さな効果量(d =0.26)が認められたことから,即時フィードバックを実施することが作文活動における児童の自己評価の正確さを高めるための一要因となる可能性があることが示唆された.
Doi
https://doi.org/10.24568/55561