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島根大学教育学部紀要. 教育科学 30 巻
1996-12-27 発行
生徒と共に作成できるCAIソフトの試作
Trial Development of CAI Software for Teachers to Programme Easily with Students
本文ファイル
b005003000k002.pdf
( 2.74 MB )
内容記述
情報基礎の教育内容については関係学会誌においても具体的な提案が多数報告されている。その内容も多様で,種々のインタフェースを利用して,機械領域や電気領域の内容とリンクさせたもの,プログラミング言語に関するものなど幅が広く,内容も深いものが多い。また,教育現場においても,データベースの検索機能学習に,犯人当て推理ゲームを導入する10)など教育方法の工夫が多数報告されている。
筆者達もこの数年間,パソコン嫌いの生徒を作らぬよう,生徒の興味をひきおこす教材ソフトについて考えてきたが,ガソリン機関のシミュレーションソフトを作成してその効果を調査していた際,「知識の定着」という面だけを考えれば,教師側が作成したソフトを一方的に見せるよりも生徒にそのシミュレーションソフトを作成させた方がより効果的,と思うに至った。知識が定着していなけれはソフトの作成は不可能だからである。以後,生徒と教師が一緒になって作成できるソフトについて模索と試行を続けてきたのでここに報告する。
筆者達もこの数年間,パソコン嫌いの生徒を作らぬよう,生徒の興味をひきおこす教材ソフトについて考えてきたが,ガソリン機関のシミュレーションソフトを作成してその効果を調査していた際,「知識の定着」という面だけを考えれば,教師側が作成したソフトを一方的に見せるよりも生徒にそのシミュレーションソフトを作成させた方がより効果的,と思うに至った。知識が定着していなけれはソフトの作成は不可能だからである。以後,生徒と教師が一緒になって作成できるソフトについて模索と試行を続けてきたのでここに報告する。
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