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島根大学教育学部紀要. 教育科学 18 巻
1984-12-25 発行
島根県中学校の砲丸投選手に関する研究(2) : 砲丸投技術の実態について
Study on the Shot Putters in Junior High Schools of Shimane Prefecture(2) : on the Realities of Shot Put Technique
本文ファイル
b005001800k005.pdf
( 4.64 MB )
内容記述
中学生の陸上競技,なかでも砲丸投の種目において島根は近年低迷を続けていることは前回の報告で述べた。島根県は昭和57年にくにびき国体を開催し,他の競技種目とともに陸上競技のレベルは向上した。しかし,国体とは直接関係しない中学生の競技レベルはどうだったのだろうか。砲丸投の記録を見るかぎりではあまり影響を受けておらず,依然低いレベルにあるようである。表1の昭和54年から58年の全日本中学生通信陸上のベスト6の平均を見ても,男子はくにびき国体が開催された57年が14位,女子は55年の15位が最高となっており,くにびき国体の少年B(高校1年)の砲丸投に通ずる強化とは関係のないものとなっている。
このように島根県の中学生の砲丸投が低迷しているのは何故なのか。前回は選手の体格,体力面の実態を報告したので,今回は選手の砲丸投技術の実態を明らかにし,問題解決の一助となるよう考察を試みた。
このように島根県の中学生の砲丸投が低迷しているのは何故なのか。前回は選手の体格,体力面の実態を報告したので,今回は選手の砲丸投技術の実態を明らかにし,問題解決の一助となるよう考察を試みた。
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