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山陰研究 16 巻
2024-03-10 発行
翻刻 渡部寛一郎日記5・I (大正六年十二月〜七年六月)
Reprint ; Diary of Watanabe Kanichirou: 1917-1919 (I)
本文ファイル
翻刻 渡部寛一郎日記5・I (大正六年十二月〜七年六月)
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内容記述
渡部寛一郎文書は、渡部寛一郎日記、剪淞吟社に結集する人々の漢詩と関連文書、若槻礼次郎ほかの渡部寛一郎宛書簡、私立中学校修道館など渡部寛一郎が関わった教育関係文書などで構成されている。中国文学・歴史学などの学際的研究によってこれらの諸文書を解読・分析し、近代日本の漢詩文学と政治文化の関連を山陰地域に即して実証的に追究することが本プロジェクトのめざすところである。今回は、渡部寛一郎日記第五冊のうち、大正六年十二月から七年六月の部分を翻刻する。寛一郎が教育界から身を引いた時期のものである。漢詩、謡曲、旅行、家族・親族・友人との交流、歓談に日々を費やしているようであるが、地方政治、教育、経済に対する関心も垣間見られ、その交友関係は、この後の、若槻礼次郎の後援会長としての、県会議員としての活躍につながるものがある。
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