イチゴの品種別の色調,抗酸化性,抗酸化成分ならびに揮発性成分に関する調査

人間科学部紀要 6 巻 38-52 頁 2023-03 発行
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ファイル情報(添付)
タイトル
イチゴの品種別の色調,抗酸化性,抗酸化成分ならびに揮発性成分に関する調査
タイトル
Investigation of Color, Antioxidant Properties, Antioxidant Components, and Aroma of Different Strawberry Varieties
タイトル 読み
イチゴ ノ ヒンシュベツ ノ シキチョウ , コウサンカセイ , コウサンカ セイブン ナラビニ キハツセイ セイブン ニ カンスル チョウサ
著者
小原 美雪
金森 健一
加納 己奈
収録物名
人間科学部紀要
Shimane Human Sciences Research
6
開始ページ 38
終了ページ 52
収録物識別子
ISSN 2433-8184
内容記述
その他
 本研究では,国内外のイチゴの主要品種,33品種(採取時期の異なる試料39種)について,ポリフェノール含量,抗酸化性,色調,アントシアニン,香気成分を測定し,販売戦略のための基礎資料とすることを目的とした。分析結果より,(1) ポリフェノール含量が高い品種は‘夏姫’,(2) 抗酸化性(DPPH ラジカル捕捉活性)が高いのは‘星の煌めき’,(3) H-ORAC 値が高い品種は‘ローズベリー(商品名)’,(4) アントシアニン含量が高いのは‘ローズベリー(商品名)’,(5) 香気成分を多く含んでいるのは‘淡雪’,‘さぬきひめ(品種名‘さぬき姫’)’,‘恋みのり’,‘さがほのか’,‘とよのか’,‘あかねっ娘’であることが明らかとなった。また,相関関係を確認したところ,DPPH 値に最も関与しているのはポリフェノールで,H-ORAC 値に最も関与しているのはアントシアニンであり,イチゴの抗酸化性に影響を及ぼしているのは,ポリフェノールとアントシアニンであることが示唆された。
主題
イチゴ ( その他)
品種 ( その他)
抗酸化性 ( その他)
抗酸化成分 ( その他)
揮発性成分 ( その他)
ビタミンC ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学人間科学部
Shimane Human Sciences
発行日 2023-03
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12821553