ファイル情報(添付) | |
タイトル |
誘導運動に於ける経験の問題(I)
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タイトル |
The Problem of Experience in Induced Movement(I)
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タイトル 読み |
ユウドウ ウンドウ ニ オケル ケイケン ノ モンダイ 1
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著者 |
鯨岡 峻
鯨岡 和子
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収録物名 |
島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学
Memoirs of the Faculty of Education. Literature and Social science
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巻 | 6 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 54 |
収録物識別子 |
ISSN 02872501
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内容記述 |
その他
流れゆく雲間を逆に月が走りぬけて行くように見えたり,三角洲が川の流れに逆行して進むように見えたり,また橋の上から川面を見ているうちに自分の方が川の流れと反対方向に動いているように感じられたりするといったこれらの現象は,誰しもが経験するところである。このように,実際に動いているものの方が関与系になり,実際には動いていないものの方が動いてみえるような特異な運動知覚現象は,心理学に於いて「誘導運動」と呼ばれ,実験的にこの現象を問題とした研究もいくつか試みられてきた。本稿では,それらの実験的諸研究,評論を歴史的に追いながら,過去にどのような問題が提起されたかを見る一方,今日的にこの現象にまつわる問題点をどのように考え,どのような形で問題にすべきかを明らかにする。それに従っていくつかの実験的なアプローチが考えられるが,本稿では対象意味と運動との関係を予備的に明らかにしようと試みた。
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
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発行日 | 1972-12-20 |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AN00107952
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