島根県健康相談アドバイザー事業における産婦人科専門医のかかわり~10年間の相談より~

島根県母性衛生学会雑誌 20 巻 1-4 頁 2016-12 発行
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ファイル情報(添付)
タイトル
島根県健康相談アドバイザー事業における産婦人科専門医のかかわり~10年間の相談より~
タイトル 読み
シマネ ケン ケンコウ ソウダン アドバイザー ジギョウ ニ オケル サンフジンカ センモン イ ノ カカワリ ジュウ ネンカン ノ ソウダン ヨリ
著者
収録物名
島根県母性衛生学会雑誌
20
開始ページ 1
終了ページ 4
収録物識別子
ISSN 1344-8757
内容記述
その他
今回,産婦人科専門医として健康相談アドバイザーに関わった10年間の相談について前半(平成17年度~ 21年度),後半(平成22年度~ 26年度)に分け,相談件数や内容等を検討した。学校別相談件数では中学校が最も多く,相談件数は後半でやや減少していた。相談内容は,前半は性感染症疑い,性被害,緊急避妊ピjレ希望等の性に関する相談が多く,後半は摂食障害疑い,不登校が増えていた。アドバイザーは養護教諭からの情報で,短時間で校内体制や,本人・家族の状況,緊急性等を的確に判断する必要があるため,養護教諭と十分に話しあうことが重要である。学校の危機状態においては,アドバイザーによるコンサルテーションや危機介入が必要な場合もあり,学校の管理職や担任等に対する働きかけも重要である。健康相談アドバイザーは「性に関する指導」の中で個別指導を担うとともに,学校と医療をつなぐ役割として重要であり,今後も継続が必要と考えられる。
言語
日本語
資源タイプ 学術雑誌論文
出版者
島根県母性衛生学会
発行日 2016-12
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
シマネケン ボセイ エイセイ ガッカイ