アクティブラーニング型高校世界史授業の効果と受験対応に関する一考察 ―テキストマイニングを用いて―

学校教育実践研究 2 巻 41-59 頁 2019-03-29 発行
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ファイル情報(添付)
タイトル
アクティブラーニング型高校世界史授業の効果と受験対応に関する一考察 ―テキストマイニングを用いて―
タイトル
A Study on the Effects of the Active Learning of High School World History Class and the correspondence of entrance examination
タイトル 読み
アクティブ ラーニング ガタ コウコウ セカイシ ジュギョウ ノ コウカ ト ジュケン タイオウ ニ カンスル イチ コウサツ テキスト マイニング ヲ モチイテ
著者
収録物名
学校教育実践研究
Practical Research on School Education
2
開始ページ 41
終了ページ 59
収録物識別子
ISSN 2434-5245
内容記述
その他
ALの実践報告は数多くあるものの, 高校の歴史教育では依然として講義型の授業が主流である。その背景の1つとして, 400頁におよぶ教科書のボリュームを考えて進度の懸念をしたり, 大学入試への対応を危惧していることがある。そこで, 本稿では講義+AL型の授業を行うことで単なる受け身の暗記科目ではなく, 歴史的思考力を駆使する授業としつつ, 進度も確保して受験対応も両立するような授業開発を目的とした。A高校で講義+AL型授業を2年間実施し,その効果を質問紙調査と模擬試験の結果ではかった。質問紙調査の分析にはテキストマイニングを用いて, 分析者の恣意性を排除した客観的な分析を行った。分析の結果, 生徒たちは自身の思考力や社会を捉える視点などの成長を自覚しており, 世界史を学ぶ多様な意義を自覚しつつ意欲的に授業に臨むようになっていることが分かった。また模擬試験の結果を見ても従来の講義型授業よりも講義+AL型授業の方がマーク模試やセンター試験においていい成績をおさめていたことが明らかになった。
主題
アクティブラーニング ( その他)
世界史思考力 ( その他)
成績 ( その他)
テキストマイニング ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学大学院教育学研究科 教育実践開発専攻
The Program of Pedagogical Development Graduate School of Education Shimane University
発行日 2019-03-29
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12819551