クワ葉茶の製造方法が色調,可溶性総ポリフェノール含量 ならびにラジカル捕捉活性に及ぼす影響

島根大学教育学部紀要 51 巻 91-95 頁 2017-12-28 発行
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ファイル情報(添付)
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タイトル
クワ葉茶の製造方法が色調,可溶性総ポリフェノール含量 ならびにラジカル捕捉活性に及ぼす影響
タイトル
Effects of Manufacturing Method on Color, Radical-Scavenging Activity, and Soluble Total Polyphenol Content in Mulberry Leaf Tea
タイトル 読み
クワハチャ ノ セイゾウ ホウホウ ガ シキチョウ , カヨウセイ ソウ ポリフェノール ガンリョウ ナラビニ ラジカル ホソク カッセイ ニ オヨボス エイキョウ
著者
斉藤 真苗
三島 晶太
収録物名
島根大学教育学部紀要
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University
51
開始ページ 91
終了ページ 95
収録物識別子
ISSN 24335355
内容記述
その他
 島根県で茶用として栽培されているクワ葉について,蒸熱および焙煎処理の温度と時間の違いがクワ葉茶の色調,可溶性総ポリフェノール含量およびDPPHラジカル捕捉活性におよぼす影響について検討した。その結果,目指す製品によって適する処理方法が異なることが明らかとなった。緑色の退色結果から判断すると,蒸熱処理よりも焙煎が大きく影響し,緑色を保持したクワ茶を製造するためには焙煎処理条件は150℃以下が好ましいことがわかった。可溶性総ポリフェノール含量およびDPPHラジカル捕捉活性の結果から判断すると,機能性の高いクワ茶を製造するためには蒸熱処理温度は80℃以上が良いことがわかった。さらに,可溶性総ポリフェノール含量は焙煎温度で大きく左右されないが,DPPHラジカル捕捉活性は250℃ 3 分間以上の焙煎処理で活性値が対照区と比較して高くなることがわかった。
主題
製造方法 ( その他)
クワ葉茶 ( その他)
可溶性総ポリフェノール ( その他)
ラジカル捕捉活性 ( その他)
色調 ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学教育学部
発行日 2017-12-28
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12171265