家族ニーズからみた在宅緩和ケアの課題 : 遺族調査における自由回答データの分析から

島根大学社会福祉論集 6 巻 45-58 頁 2017-03-31 発行
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ファイル情報(添付)
a013006004.pdf 1.43 MB エンバーゴ : 2017-04-07
タイトル
家族ニーズからみた在宅緩和ケアの課題 : 遺族調査における自由回答データの分析から
タイトル
The Problem of Home Palliative Care Experienced by the Family Members. : Analysis of Free Answer in the Questionnaire.
タイトル 読み
カゾク ニーズ カラ ミタ ザイタク カンワ ケア ノ カダイ : イゾク チョウサ ニ オケル ジユウ カイトウ データ ノ ブンセキ カラ
著者
板倉 有紀
田代 志門
収録物名
島根大学社会福祉論集
6
開始ページ 45
終了ページ 58
収録物識別子
ISSN 18819419
内容記述
その他
本稿の目的は、過去に実施した遺族調査の自由記述欄の回答を分析することを通じて、在宅緩和ケアを利用した家族のニーズについて探索的に検討することである。検討の結果、自由記述欄の回答は、「ケアへの助言」、「病院との違い」、「余命・死期の示唆」、「訪問速度と頻度」、「臨死時立ち会い」、「死後の処置や対応」、「グリーフケア」、「制度・費用への不満」の8 つに分類できた。以上のニーズの多くは、看取りに際しての家族の身体的・精神的負担の軽減に関わるものであるが、一部には在宅で家族を看取ることへの漠然とした不安への対応や死別後のグリーフケアに関する内容が含まれる。後者については、医療・福祉サービスの充実のみでは解決しえない死生観や文化に関わる課題を含んでおり、今後さらなる検討が必要である。
主題
終末期 ( その他)
看取り ( その他)
家族支援 ( その他)
グリーフケア ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学法文学部社会文化学科福祉社会教室
Study on Welfare Society, Faculty of Law & Literature, Shimane University
発行日 2017-03-31
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12202620