第4紀珪藻土層内にみられるスラスト

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ファイル情報(添付)
c0030007r015.pdf 1.97 MB エンバーゴ : 2002-01-30
タイトル
第4紀珪藻土層内にみられるスラスト
タイトル
On the Thrusts in the Quaternary Diatomite Formations
タイトル 読み
ダイ4キ ケイソウド ソウナイ ニ ミラレル スラスト
著者
山内 靖喜
杉浦 明永
収録物名
島根大学文理学部紀要. 理学科編
Memoirs of the Faculty of Literature and Science, Shimane University. Natural sciences
7
開始ページ 117
終了ページ 130
収録物識別子
ISSN 03709434
内容記述
その他
 岡山県真庭郡蒜山原に,湖成珪藻土層が厚く発達することは,古くから知られており、第二次大戦前からその採掘が行なわれてきた。現在,珪藻土の採掘は二ヵ所で行なわれている。その一つの昭和化学工業株式会社花園採掘場(第1図)では,露天において,手掘りで採掘されている。そのため,採掘場内には,高さ4~5mの連続露頭が数段つくられ,珪藻土層内の種々の構造を観察するのに格好の場になっている。珪藻土層内には,小断層群,褶曲構造,および砕屑岩岩脈が発達しているのがみられる。花園採掘場の珪藻土層内に発達する地質構造の詳細な記載を当初の目的として蒜山原団体研究クループが,1971年に組織された。1973年3月の本団体研究グループの第8回調査の折に,花園採掘場において,特異なスラスト(衝上断層)が発見された。本団体研究グループの一員である筆者達は,このスラストに関する研究を分担してきたが,その結果をここに報告する。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学文理学部
The Faculty of Literature and Science, Shimane University
発行日 1974-03-10
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AN0010806X