イメージマップを活用した形成的評価に基づく授業づくりのための基礎的研究 : 小学校理科第4学年「水のすがた」,「水のゆくえ」単元を事例として

島根大学教育学部紀要 47 巻 29-40 頁 2013-12-25 発行
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ファイル情報(添付)
b0130047004.pdf 1.81 MB エンバーゴ : 2014-01-09
タイトル
イメージマップを活用した形成的評価に基づく授業づくりのための基礎的研究 : 小学校理科第4学年「水のすがた」,「水のゆくえ」単元を事例として
タイトル
Fundamental Sudy of a Lesson-Making Using lmage Mapping Test by Formative Assessment : Through Lessons of an Elementary School Science Unit on ”Water and Its Changes of State”
タイトル 読み
イメージマップ ヲ カツヨウシタ ケイセイテキ ヒョウカ ニ モトヅク ジュギョウ ヅクリ ノ タメノ キソテキ ケンキュウ : ショウガコ ウリカ ダイ4ガクネン ミズ ノ スガタ ミズ ノ ユクエ タンゲン ヲ ジレイトシテ
著者
廣島 亨
森 健一郎
収録物名
島根大学教育学部紀要
47
開始ページ 29
終了ページ 40
収録物識別子
ISSN 18808581
内容記述
その他
 本研究の目的は、イメージマップを分析するためのデータ処理方法に工夫・改善を加えて、教師がこれから行う小学校理科授業の授業づくりにイメージマップの分析に基づいた形成的評価が活用できるようにするための第一次資料を得ることである。上述した目的を達成するために、まず最初に各小単元の学習終了後、子どもが書いたイメージマップと予め教師が書いたイメージマップを比較させた。次いで、それから得られたデータに、本研究において筆者らが新たに提案した簡潔な授業評価方法に基づいた授業評価を行った。
 その結果、本研究において筆者らが新たに提案した簡潔な授業評価方法は、次の2点の特徴を持つことが明らかになった。第一に、単元の学習内容に関する知識・理解に関する子どもの学習状況がモニターできるだけではなく、観察・実験時の技能やグラフの読み取りといった、単元の学習内容に関する技能・表現についての学習状況もモニターできる可能性がある。第二に、単元末テストにおいて測定される知識やスキルだけではなく、テストに出題されなかった単元の学習内容をより広くモニターできる可能性がある。
 これらのことから、本研究において筆者らの提案した文脈で、教師がこれから行う小学校理科授業の授業づくりにイメージマップが活用できる可能性が明らかになった。今後研究を進めて検討を加える価値があり、教師がこれから行う小学校理科授業の授業づくりにイメージマップを活用するための第一次資料が得られた。
主題
小学校理科 ( その他)
イメージマップ ( その他)
授業づくり ( その他)
形成的評価 ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学教育学部
発行日 2013-12-25
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12171265