ソヴェト同盟における連邦制の発展とその民族理論との関係について

島根大学論集. 社会科学 Volume 1 Page 43-59 published_at 1955-02-15
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File
a005001h004.pdf 2.66 MB エンバーゴ : 2001-10-07
Title
ソヴェト同盟における連邦制の発展とその民族理論との関係について
Title
On the relation between the development of Federal System in USSR and its theories of nation
Title Transcription
ソヴェト ドウメイ ニ オケル レンポウセイ ノ ハッテン ト ソノ ミンゾク リロン トノ カンケイ ニツイテ
Creator
[Nakamura Yoshitomo]
Source Title
島根大学論集. 社会科学
Volume 1
Start Page 43
End Page 59
Journal Identifire
ISSN 04886534
Descriptions
ごの小論の目的は、代表的なソヴエト理論家の所説の客観的な叙述を通じて、ソヴェト同盟における連邦制が国家理論と民族理論とのどのような組合せにおいて把握されているかを究明し、もつて諸家の判断の一資料として提供することである。西欧の理論家はソヴエト連邦制がマルクス・エンゲルスの国家理論と矛盾していると言つている。というのは、マルクス・エンゲルスは連邦制を強く斥けたからである。そこで西欧の論者は、これを或はソ同盟の「民族主義との和解」、或はその民族主義への復帰、或はマルクス主義の死滅、或は又ソヴエト世界帝国主義の現れであると言つている。これに対してソヴエト理論家はいかにこたえているか、以下順次に彼らをして自ら語らしめてみよう。
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学
Shimane University
Date of Issued 1955-02-15
Publish Type Version of Record
Access Rights restricted access
Relation
[NCID] AN00108161