ファイル情報(添付) | |
タイトル |
英語の時点を表わす副詞について : 文における時間指示機能
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タイトル |
On Time-Position Adverbials in English
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タイトル 読み |
エイゴ ノ ジテン オ アラワス フクシ ニ ツイテ ブン ニ オケル ジカン シジ キノウ
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著者 | |
収録物名 |
島根大学法文学部紀要文学科編
Memoirs of the Faculty of Law and Literature
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巻 | 12 |
号 | 2 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 62 |
収録物識別子 |
ISSN 03886859
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内容記述 |
その他
文で表わされる時間を考える際,これまでは合まれる動詞の時制形が主な研究対象とされてきた。これはReichenbach(1947)の登場以来みられる傾向であり,Declerck(1986)においても同じ路線での分析が行なわれている。しかしながら,文で表わされる時間は必ずしも時制形によって唯一的に決定されるわけではないことに注意する必要がある。以下の文を考えてみよう。
(1)a.John was lcaving for Paris. b.I was meeting him. 上の文で時制は過去である。では,leave for Parisやmeet himという動詞句によって表わされる状況も過去と指定されるのであろうか。この場合,動詞句の表わす状況は時制が過去であるにも関わらず,必ずしも過去とはならない。このことは以下の例によって示される。 (2)a.John was leaving for Paris (yesterday. (tomorrow. b.I was meeting him(yesterday. (next week. (Palmer 1987) この例からもわかるように,文で表わされる時間は,時制形だけでなく,時の副詞とも密接な関わりがあると考えられる。 この論文では,文で表わされる時間の時間指示のメカニズムを時の副詞(特に時点を表わす副詞)という観点から考察する。さらに,時間指定の点で興味深い特徴を示す時の副詞in NPの時間指示の機能について具体的に考察してゆく。 |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学法文学部
Shimane University, Faculty of Law and Literature
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発行日 | 1989-12-25 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | アクセス制限あり |
関連情報 |
[NCID] AN00108081
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