ファイル情報(添付) | |
タイトル |
社内預金の現状と問題点
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タイトル |
Situation and problem of COMPANY CREDIT
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タイトル 読み |
シャナイ ヨキン ノ ゲンジョウ ト モンダイテン
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著者 |
谷 啓輔
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収録物名 |
島大法学
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巻 | 30 |
号 | 3 |
開始ページ | 145 |
終了ページ | 160 |
収録物識別子 |
ISSN 05830362
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内容記述 |
その他
昭和六一年(一九八六)は、「円」が世界最強の通貨となり、わが国が世界最大の債権国となった年である。すなわち、円の対ドルレートは、年頭で二〇二円という二〇〇円跳び台で出発したものの、夏には一時一五二円にまで高騰し、年末にはニハ○円台に戻って越年した。年間、四〇円の円高であった。
一方、現地生産体制、輸出先国での設備投資の盛行は、国内にカネあまり現象をもたらし、相次ぐ公定歩合の引下げ(年末で三%)による預貯金レートの低下と相まって、財テクブームを生むことになる。そして、財テクの申し子ともいうべき低当証券に,まつわるトラブルが、連日の新聞を賑わした。 こうした状況にあって、専攻は民法、とりわけ金融法の分野に傾斜しがちであり、労働法学とは遠く隔っている筆者であるが、いわばその接点にある社内預金(勤務先預金)に関する問題点を採り上げ、過去を回顧し、将来の展望を試みるのも、それなりの意味があるのではなかろうか、と思い至った。もとより、不馴れな領域に属する事項であるので、完成品を提供する自信はない。今後の研究に一つの素材ともなれば、との願いで筆をとる次第である。 |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学法文学部
The Faculty of Law and Literature, Shimane University
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発行日 | 1987-02-15 |
アクセス権 | アクセス制限あり |
関連情報 |
[NCID] AN00107522
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備考 | 近藤正三先生定年退官記念号 |