ファイル情報(添付) | |
タイトル |
技術科教育の諸問題 : 島根県の教員の意識調査を中心にして
|
タイトル |
Some Problems in the Technological Education : Teacher's Consciousness in Shimane Prefecture
|
タイトル 読み |
ギジュツカ キョウイク ノ ショモンダイ シマネケン ノ キョウイン ノ イシキ チョウサ オ チュウシン ニ シテ
|
著者 |
大國 博昭
中山 義弘
多久和 興基
|
収録物名 |
島根大学教育学部紀要. 教育科学
Memoirs of the Faculty of Education, Shimane University. Educational science
|
巻 | 9 |
開始ページ | 111 |
終了ページ | 124 |
収録物識別子 |
ISSN 0287251X
|
内容記述 |
その他
中学校の「技術・家庭科」は発足以来,10数年を経過しており,現在,中学校教育の中で,必修教科として週3時間,男女別学で行なわれている。現行の教育制度の中では,小学校,高等学校普通科においては,技術教育は行なわれていない。また,過去において、しばしば技術教育は就職者への職業教育という立場で考えられてきた。そのために,子供の「手と頭を使った」,全面発達をめざした技術教育が考えられていたとは言い難い。
最近,知育偏重の教育の中で,「道具が使えない子」,「労働の経験をもたない子供」,「意欲がなく,創造性に乏しい子供」に対する教育的な反省が大きな課題となっている。 こうした社会的な教育の問題は,一教科への反省や改革によって解決できる程容易なものではない。しかし,こうした動向のなかで,教科の本質を究め,技術科教育がその本来の機能を果すために,学校教育の中に真に位置づくようにする努力が必要であろう。 そうした状況の中で,本研究は,島根県における技術教育の諸々の問題を,教科担当教師に対する意識調査結果の分析によって,明らかにし,その実態の把握を通して技術科教育の改善の方途を求めようとするものである。 |
言語 |
日本語
|
資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
|
発行日 | 1975-12-25 |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AN0010792X
|