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島根大学論集. 人文科学 Volume 2
published_at 1952-05-20
宮河歌合と藤原定家
Kobara Mikio
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西行は彼の晩年に、二つの自歌合を成した。即ち「御裳濯川歌合」と「宮河歌合」とである。各々自歌を三十六番に合せたもので、前者は内宮奉納のため、後者は外宮奉納のためで、藤原俊成に「御裳濯川歌合」の判を、その子定家に「宮河歌合」の判を請うた。本稿においては、その「宮河歌合」を通して、定家と西行との関係、定家の西行認識、定家の和歌理念を主として考へてみたいと思ふのである。而してこれは凡て三十歳前の若き日の定家の事である。
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