学校教育実践研究

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学校教育実践研究 7
2024-03-31 発行

肢体不自由特別支援学校の「魅力化」における地域連携コーディネーターの役割

A Study on the Role of Coordinators in Providing School-Community Collaborations in the Educational Reform called "MIRYOKUKA" in Special School for Physically Handicapped Children
玉木 実希子
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内容記述(抄録等)
 本研究は, 教育の「魅力化」において期待される肢体不自由特別支援学校での「学び」について検討するとともに,地域連携コーディネーター(以下, 連携Co.) を配置して「魅力化」に取り組む中で, 連携Co.の必要性や果たす役割や課題及び連携Co.のかかわりが, 教員の地域との連携・協働に対する意識の変容をどのように促すのかについて明らかにすることを目的とした。調査の結果, 肢体不自由特別支援学校には<地域と連携した教育活動>を取り入れるための校内体制の構築と, <地域で学ぶことのできる環境>を整えていくことが求められていることが明らかになった。また, 特別支援学校の連携Co.の役割は, 校内や地域, 県内の特別支援学校全体をつなげる機能だけではなく, 教員の地域との連携・協働に対する意識改革を促す存在であるとともに, その役割は, 教員との相互作用の中で連動し, 深まっていく動的なものと捉えることができた。
DOI(SelfDOI)