本プロジェクトは、2009年より「木材利用に関する教育活動の推進計画」の中で、幼児教育に新たな「木育」教育活動を導入した。すなわち、森に代表される自然環境教育活動(森林環境教育)に、持続可能で循環・再生産可能材料である木材を教材とし、木でできた「ロボ木一」教材を開発して、幼児を対象としたものづくり活動を島根県内幼稚園で実践した。この教育実践活動によって、自然環境と生活環境学習を融合させ、しかもものづくり体験活動を基盤においた学習システムを確立した。その結果、多くの教育効果が認められたので報告する。