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jpn
Title Transcription
チリョウ カテイ ニ アル ショハツ サイハツ オヨビ テイキテキ ガイライ ジュシン ヲ ツヅケル セイジンキ ニュウガン カンジャ ノ QOL ニ カカワル ヨウイン ダイイッポウ レジリエンス ノ ソウイ オヨビ シンリシャカイテキ ソクメン カラ ノ ケントウ
Title Alternative (English)
Factors related to the quality of life (QOL) of adult breast cancer patients who have primary or recurrent breast cancer or are continuing to make regular outpatient visits and are receiving treatment(First Report)Differences in resilience and investigation from the psychosocial aspect
Author
Taniguchi, Toshiyo Okayama Prefectural University
Mori, Masaharu Former Okayama Prefectural University
Description
本研究はレジリエンスに注目し,乳がん診断から10年未満に在る初発・再発および定期的外来受診を続ける成人期乳がん患者のQOLに影響する要因を明らかにすることを目的とした。QOL-ACD,GSES,SRS-18,精神的回復力尺度,個人的属性等で構成された自記式質問紙調査票を用いて郵送法により707名に配布,447名より回収(回収率67.5%),このうち401名から有効回答が得られた(有効回答率84.1%)。t検定の結果,レジリエンスの得点が有意に高かったのは,個人的要因では就業有り群,世帯収入500万円以上群,短期大学・大学・大学院修了群,独居群,50歳以上群,父の支え有り群,疾病要因では初発治療群であった。重回帰分析の結果,QOLに良い影響を示したのは,初発乳がん患者ではレジリエンスの一要素である肯定的未来志向や感情調整,定期的外来通院患者では肯定的未来志向や新奇性追求,再発乳がん患者では感情調整であった。レジリエンスは治療過程に在る初発・再発および定期的外来受診を続ける成人期乳がん患者のQOLに有意な関連を示した。また,抑うつや不安でないことは,病期を問わず患者の QOL に良い影響を示した。
Subject
乳がん患者
レジリエンス
QOL
成人期
breast cancer
resilience
adult stage
Journal Title
Japanese Journal of Medical and Nursing Education
Volume
25
Issue
2
Start Page
8
End Page
17
Published Date
2016-10
Publisher
日本医学看護学教育学会
Publisher Transcription
ニホン イガク カンゴ ガク キョウイク ガッカイ
NII Type
Journal Article
Format
PDF
Text Version
著者版
Gyoseki ID
e35042
OAI-PMH Set
Faculty of Medicine