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language
jpn
Author
原 卓也
金 泰秀
安田 唯人
藤原 大悟
間 崇史
渕上 貴正
佐々木 妙子
山本 奈緒
濱上 知宏
杉野 貴彦
藤崎 修
中嶋 麻里
前山 博輝
吉岡 崇
松井 大作
番匠谷 友紀
星野 あつみ
門馬 秀介
蕪木 友則
永嶋 太
小林 誠人
Description
症例は25 歳男性。スノーボード中に転倒して受傷した。現場救急隊より要請があり,当センタードクターヘリが患者接触した際には腹痛を訴えショック状態であった。初期輸液療法と経口気管挿管を行いつつ,院内に向けて緊急輸血および初療室手術の準備を指示して搬送した。院内搬入直前に心停止に陥ったが術中に心拍再開し,脾摘を行って入院となった。入院経過は良好で後遺症なく退院した。一般に鈍的外傷による心停止症例の予後は極めて不良であるが,ドクターヘリによる医療介入時間と搬送時間の短縮に加え,病院前から院内に至るシームレスな外傷診療システムの構築が良好な予後につながったと考えられた。
Subject
外傷性心停止
外傷診療システム
ドクターヘリ
Journal Title
Japanese Journal of Acute Care Surgery (JJACS)
Volume
6
Issue
1
Start Page
77
End Page
80
Published Date
2016
NII Type
Journal Article
Relation
Text Version
出版社版
Gyoseki ID
e31110
OAI-PMH Set
Faculty of Medicine
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