堅白石 : 公孫龍に於ける対象認識の様相

アクセス数 : 1460
ダウンロード数 : 232

今月のアクセス数 : 102
今月のダウンロード数 : 6
ファイル情報(添付)
b002001100k004.pdf 2.68 MB エンバーゴ : 2001-10-08
タイトル
堅白石 : 公孫龍に於ける対象認識の様相
タイトル
A Hard and White stone : On the of Cognition in Gong-Sun Long
タイトル 読み
ケンパクセキ コウソンリュウ ニ オケル タイショウ ニンシキ ノ ヨウソウ
著者
浅野 裕一
収録物名
島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学
Memoirs of the Faculty of Education. Literature and Social science
11
開始ページ 1
終了ページ 18
収録物識別子
ISSN 02872501
内容記述
その他
 先に私は『公孫龍子』指物論について論じ、そこに披瀝される認識論の特異性こそが、公孫龍の思想全体を最深部に於て規定している最大の要因であることを述べた。指物論の中心主題は「物莫非指而指非指」との二大命題であったが、指物論自体は原論としての性格が強いだけに、前記の両命題が成立する具体的根拠に関しては、未だ不明確な点を多く残していた。これに対して、以下私が取り扱う堅白論に於ては、公孫龍は堅白石なる具体的対象物を選択して、彼の認識論的立場をより明瞭な形で展開する。この堅白論の論理構造を追求することにより、公孫龍の認識論上の特色を更に明確にしたいとするのが本論の目的である。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
発行日 1977-12-25
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AN00107952