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Title Transcription
イタリア リソウシュギ ノ カットウ
Title Alternative (English)
The struggle in Italian Idealism
File
language
jpn
Author
Nakagawa, Masaki Faculty of Education, Shimane University
Description
 イタリア理想主義の代表的思想家として広くその名を知られているベネデット・クローチェ(Benedetto Croce, 1866-1952)とジョヴァンニ・ジェンティーレ(Giovanni Gentile, 1975-1943)は、相互協力によって新しい観念論哲学の体系を構築して当時の思想的諸潮流に論戦を挑み、イタリア思想史上他に例をみない影響力を獲得したのであった。しかし、両者がそれぞれの思想体系を確立していく過程で、さまざまな理論的相違が顕現することになった。そして、相対立する二つの理想主義理論が展開されることになったのである。しかし、両者の友愛と知的協力関係は、理論的対立の深化にもかかわらず、ファシズム台頭期まで続いた。そこには何があったのか。本稿は両者の連帯が辿った1910 年代の複雑な過程の詳細を明らかにし、その理論的意味を考察する。
Subject
イタリア理想主義
ジェンティーレ
行為主義
クローチェ
精神哲学
Journal Title
島根大学社会福祉論集
Volume
2
Start Page
57
End Page
69
ISSN
18819419
Published Date
2008-03
NCID
AA12202620
Publisher
島根大学法文学部社会文化学科福祉社会教室
NII Type
Departmental Bulletin Paper
Format
PDF
Text Version
出版社版
OAI-PMH Set
Faculty of Law and Literature
Faculty of Education
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