ファイル情報(添付) | |
タイトル |
武者言葉と助数詞
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タイトル |
Japanese Numeral Classifiers in Warrior' Language
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タイトル 読み |
ムシャ コトバ ト ジョスウシ
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著者 | |
収録物名 |
島根大学教育学部紀要
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巻 | 41 |
開始ページ | 114 |
終了ページ | 139 |
収録物識別子 |
ISSN 18808581
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内容記述 |
その他
武者言葉を書きとどめた「武者言葉集」についての調査・検討は、先学により、かなり進められてきたが、その言語学的分析は、未だ十分に行われていない。本稿では、日本語助数詞の歴史的研究の一環として、主に近世の「武者言葉」における助数詞語彙を整理し、検討した。
武者言葉の特徴の一つとして、その忌み言葉的性格がよく知られている。この点につき、「 (イ)従来、何のこだわりもなく使用している言葉ではあったが、(ロ)戦乱の打ち続く内、その語音や表記が忌まわしく、不吉に感じられるようになってきたので、これを敵方へ押しつけ、味方には別の言葉(語形・表記)を採用する」というパターンが認められた。武者言葉としては、この後半部(ロ)の忌み言葉的性格や相対的性格に注意される。だが、前半部(イ)から後半部(ロ)へという流れも重要視しなければならない。ここには、武者言葉の成因や年代性を考えるカギが潜んでいるからである。 |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
Faculty of Education Shimane University
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発行日 | 2007-12-25 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AA12171265
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備考 | 39-41+ / 2006-2007 |