ビアトリス・ウェッブ論ノート : 思想形成とその時代

島根大学文理学部紀要法学科篇 : 島大法學 Volume 26 Page 81-95 published_at 1977-12-01
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File
a009026h004.pdf 1.13 MB エンバーゴ : 2001-09-23
Title
ビアトリス・ウェッブ論ノート : 思想形成とその時代
Title
Beatrice Webb Formation of her thought and the days
Title Transcription
ビアトリス・ウェッブ ロン ノート シソウ ケイセイ ト ソノ ジダイ
Creator
Nakamura Hiroshi
Source Title
島根大学文理学部紀要法学科篇 : 島大法學
Volume 26
Start Page 81
End Page 95
Journal Identifire
ISSN 05830362
Descriptions
  Beatrice Webb 1858~1943 旧姓 Beatrice Potter
  Sidney Webb 1859~1947
シドニー・ウェッブが現実的な実務の人であったとすれば、ビアトリスは、それを方向づける思索の人ではなかったろうか。
ウェッブ夫妻が生涯を傾けた貧困問題の調査研究において、イニシャチヴをとったのは、どちらかといえば、ビアトリスであったといわれる。また、ウェッブ夫妻の「最後のそして間違いなく最も野心的な労作」であった、『ソヴェト、コミュニズム』の執筆に際して、より積極的であったのも、ピアトリスであった。この『ソヴェト・コミュニズム』の存在が、ウェツブ思想をフェビアン社会主義一般には解消し難いものにしているのではないだろうか。
これらのことは、ウェッブ思想をみるとき、むしろ、ビアトリスの思想を興味あるものにしているように思える。本稿は、ビアトリスの思想形成期に限っての、ささやかなノートである
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学文理学部
The Faculty of Literature and Science, Shimane University
Date of Issued 1977-12-01
Access Rights restricted access
Relation
[NCID] AN00107522