中山間地域における有畜複合経営の実態分析 : 島根県邑南町におけるアグロエコロジーの実践と経済的持続性をめぐって

山陰研究 16 巻 35-51 頁 2024-03-10 発行
アクセス数 : 1124
ダウンロード数 : 177

今月のアクセス数 : 89
今月のダウンロード数 : 7
ファイル情報(添付)
タイトル
中山間地域における有畜複合経営の実態分析 : 島根県邑南町におけるアグロエコロジーの実践と経済的持続性をめぐって
タイトル
An Analysis of Mixed Crop-Livestock Farming Management in a Mid-mountainous Area since the 2000s: A Study on Economic Sustainability of Agroecology in the Town of Ohnan, Shimane Prefecture
タイトル 読み
チュウサンカン チイキ ニオケル ユウチク フクゴウ ケイエイ ノ ジッタイ ブンセキ : シマネケン オオナンチョウ ニオケル アグロエコロジ ノ ジッセン ト ケイザイテキ ジゾクセイ オ メグッテ
著者
北山 幸子
収録物名
山陰研究
Studies of san'in region
16
開始ページ 35
終了ページ 51
収録物識別子
ISSN 1883468X
内容記述
その他
 本稿は、島根県邑南町における農業経営の実態分析を通じて、アグロエコロジーの経済的持続可能性を検討している。分析対象である有畜複合経営の小規模農家は、繁殖和牛の厩肥を圃場還元して有機堆肥として利用したり、殺虫剤や農薬を極力使わずにツバメやカエル、クモなどによる生物的防除に徹するなど、極めてユニークな営農方法を採っている。こうしたアグロエコロジーの実践によって、生態系や環境の保全、地域資源の効率的利用のみならず、全国の農業経営の平均と比較しても肥料や農薬などの生産コストの低減を実現し、農業経営としての経済的持続可能性を確保していた。
主題
有畜複合経営 ( その他)
アグロエコロジー ( その他)
持続可能性 ( その他)
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学法文学部山陰研究センター
San’in Research Center, Faculty of Law and Literature, Shimane University
発行日 2024-03-10
出版タイプ Version of Record(出版社版。早期公開を含む)
アクセス権 オープンアクセス
関連情報
[NCID] AA12382442