ファイル情報(添付) | |
タイトル |
M-GTAを用いた大学生による介護等体験の経験プロセスの質的分析
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タイトル |
Experience Process for “Care Experience” by University Student: A Qualitative Analysis Using M-GTA
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タイトル 読み |
M - GTA オ モチイタ ダイガクセイ ニヨル カイゴ トウ タイケン ノ ケイケン プロセス ノ シツテキ ブンセキ
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著者 |
前田 賢輔
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収録物名 |
学校教育実践研究
Practical Research on School Education
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巻 | 6 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 75 |
収録物識別子 |
ISSN 2434-5245
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内容記述 |
その他
本研究では、介護等体験に対してプラスイメージを持った学生が、そのイメージを持つに至った経験プロセスを明らかにすることを目的とする。研究方法は、対象を介護等体験に対してプラスイメージを持った学生に限定しインタビューを行い、その経験プロセスを、M-GTAを用いて明らかにした。結果、介護等体験にプラスのイメージを持った大学生は、<居場所の所在>を確認することで、心身共に安心し緊張から解放され、自身の能力を十分に発揮して<能動的な体験活動>ができるようになり、関係性をさらに発展させた<相互に信頼し合える関係>を築くことができるようになる。そしてこれらには、“職員による実習生への言葉かけ”があることで、学生が生き生きと体験できるようになったといった経験プロセスを捉えることができた。
今後の課題としては、<相互に信頼し合える関係>につながる受け身から能動的な活動への移行の背後にあるものを明らかにすること、介護等体験に対してマイナスのイメージを持った学生の語りにも注目し、この体験の経験プロセスの全体像を捉える研究をすることである。 |
主題 | |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学大学院教育学研究科 教育実践開発専攻
The Program of Pedagogical Development Graduate School of Education Shimane University
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発行日 | 2023-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AA12819551
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