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| Title |
『サントスの御作業』の過去助辞について
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| Title |
Auxiliaries Expressing Past in "Sanctos no Gosagueo"
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| Title Transcription |
サントス ノ ゴサギョウ ノ カコ ジョジ ニ ツイテ
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| Creator | |
| Source Title |
島根大学法文学部紀要文学科編
Memoirs of the Faculty of Law and Literature
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| Volume | 7 |
| Issue | 1 |
| Start Page | (75) |
| End Page | (96) |
| Journal Identifire |
ISSN 03886859
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| Descriptions |
Abstract
本稿は,キリシタン文献のひとつである『サントスの御作業』について,過去助辞がどのように使用されているか調査した結果を述べて,本書のより詳しい文体研究の手がかりを得ようとする試みである。
本書は,正しい書名を『サントスの御作業のうち抜書』といい,1591年(天正19年)に九州は天草の加津佐コレジオから版行された二巻の大冊である。表記はローマ字で,所謂キリシタン版の最初の刊本として知られ,諸聖人の殉教に到るまでの宗教性の高い伝記を集めている。 テキストには,勉誠社版の複製本を使用し,福島邦道氏による『サントスの御作業 翻字・研究篇』の翻字文を参照した。以下の引用は,すべて翻字したものを掲げる。なお,複製本付載の「解説」および福島氏の『翻字・研究篇』に多大の恩恵を受けたことを記しておきたい。 |
| Language |
jpn
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| Resource Type | departmental bulletin paper |
| Publisher |
島根大学法文学部
Shimane University, Faculty of Law and Literature
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| Date of Issued | 1984-12-25 |
| Publish Type | Version of Record |
| Access Rights | open access |
| Relation |
[NCID]
AN00108081
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