ファイル情報(添付) | |
タイトル |
小学校体育授業における攻守一体型のボール運動の戦術学習に関する研究 : テニピンを題材として
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タイトル |
A Study on Tactical Learning of Offensive and Defensive Ball Sports in Physical Education Classes at Elementary School : Using Tenipin as a Subject
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タイトル 読み |
ショウガッコウ タイイク ジュギョウ ニオケル コウシュ イッタイガタ ノ ボール ウンドウ ノ センジュツ ガクシュウ ニ カンスル ケンキュウ : テニピン オ ダイザイトシテ
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著者 |
永瀬 七月
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収録物名 |
学校教育実践研究
Practical Research on School Education
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巻 | 5 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 21 |
収録物識別子 |
ISSN 2434-5245
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内容記述 |
その他
本研究は, 児童が「空間認知力」を身につけ, 空いたスペースをめぐる攻防ができることを目指し, それに向けてBunkerら(1982) の唱えたTGfU論を用いて攻守一体型の教材開発することを目的としている. 現在, 用具操作を伴う攻守一体型の実践研究や学術研究は, その難しさなどから十分に行われていない現状がある. そこで, 本研究では,今井(2013) の考案した, 子どものつまずきを押さえた上で戦術学習が実現できるように工夫されている「テニピン」を教材開発の軸として用いる. 対象は小学校第4学年とし, 全8時間単元で授業を構成し, 実施した. 対象授業で収集したデータは, 毎時間実施したドリル回数の記録や形成的評価, 単元前後の質問紙調査, 実技の状況のビデオ等である. これらのデータ分析の結果, 子どもたちは守備の知識, 技能はある程度身につけたものの, 攻撃の技能が不十分であることが明らかとなった. 攻撃に関する知識と技能は, やや正の相関が出たことから, 新たなドリルゲームで, (1) ラケットを横に振ることができること, (2) ボールとの距離感を掴めることを目指し, 技能だけでなく知識面も再度身につくような指導を行っていく必要があることが分かった.
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主題 | |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学大学院教育学研究科 教育実践開発専攻
The Program of Pedagogical Development Graduate School of Education Shimane University
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発行日 | 2022-03-31 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AA12819551
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