| ファイル情報(添付) | |
| タイトル | 英語辞書における発音表示 | 
| タイトル | Pronunciations in English Dictionaries | 
| タイトル 読み | エイゴ ジショ ニ オケル ハツオン ヒョウジ | 
| 著者 | 
                                    井上 恭英
                                    
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| 収録物名 | 島根大学文理学部紀要. 文学科編 | 
| 巻 | 11 | 
| 開始ページ | (11 | 
| 終了ページ | 20) | 
| 内容記述 | 抄録・要旨 言葉はたえず変化するものである。言葉の変化はまず音声面に端的に現われる。記述的な立場に立つ辞書でも,現実の言葉を追いかけながら,成立の時点からすでに古くなりはじめる。辞書に表示された発音を調べてみると,あらためてその感じを深くすることがある。日本で出版される英和辞典では,直接言語調査をすることはできなくて,原地で出版された二次的間接的資料にたよるので,どうしても古い形をとどめることになる。そこで,欧米で編まれた新しい辞書を見ることになるが,問題になるような語には驚くほど多様な発音異形が示されており,しかも表示された発音が辞書によって著しく相違して共通点が見られない場合すらある。我々が,教育上あるいは実用の点から,ある一つの単語がどう発音されるのかを知りたい時に,これではかえって不便である。そのように多様な発音を,現在の時点での用法の実態・将来の変化の傾向・米英の相違・文体等の点から整理して,一般に標準的と推奨できそうな発音を決定できないものかどうかを,ここで考えてみたい。このことは,新しく英和辞典を編むにあたって、限られた発音欄のスペースに,できるだけ簡潔に標準的発音を表示するにはどうしたらよいかという問題とも関連する。そういう応用言語学的な配慮を含めて,実際に錯綜している多様な音声現象をどういう風に整理して、その中から現在標準的と考えうる発音をどのようにして抽出するかを,具体的に考えてみたい。 | 
| 言語 | 日本語 | 
| 資源タイプ | 紀要論文 | 
| 出版者 | 島根大学文理学部 Shimane University, Faculty of Literature and Science | 
| 発行日 | 1977-12-27 | 
| アクセス権 | アクセス制限あり | 
| 関連情報 | 
                                    [NCID]
                                    AN00108037
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