イーヴリン・ウォーにおける滑稽と諷刺

島根大学文理学部紀要. 文学科編 9 巻 (145-163) 頁 1975-12-27 発行
アクセス数 : 937
ダウンロード数 : 0

今月のアクセス数 : 0
今月のダウンロード数 : 0
ファイル情報(添付)
a008009h011.pdf 1.97 MB エンバーゴ : 2004-02-19
タイトル
イーヴリン・ウォーにおける滑稽と諷刺
タイトル
Absurdity and Satire in Evelyn Waugh
タイトル 読み
イーヴリン ウォー ニ オケル コッケイ ト フウシ
著者
鈴木 繁一
収録物名
島根大学文理学部紀要. 文学科編
9
開始ページ (145
終了ページ 163)
内容記述
その他
この小論では,イーヴリン・ウォーの作品論の予備段階として,作品を個別に論じる際にはよくとらえ難い問題を,二つ展望する。それらは,作品の特質とテーマについてのものである。これらを十分に展開するとすれば作品論が先だたねばならないが,一つでも作品を論じようとする時,すでに多くの作品と資料に接し,基本的な作家観をもつようになる。これから展望する二つの問題は,私がウォーの作品を個別に論じる時,特に注意を払いたいと考えていることなので,今後の論述の便利のために、あらかじめそれらを見ておきたいのである。作品の真実の姿を見極めようとする時,作品の幸せな美質や公言されたテーマだけを見るのでは不十分である。以下においては,ウォーの作品のある特質とテーマについて,それらが重要であるだけに,厳しく見ることになるであろう。
言語
日本語
資源タイプ 紀要論文
出版者
島根大学文理学部
Shimane University, Faculty of Literature and Science
発行日 1975-12-27
アクセス権 アクセス制限あり
関連情報
[NCID] AN00108037