| ファイル情報(添付) | |
| タイトル | 広域行政の視点について | 
| タイトル 読み | コウイキ ギョウセイ ノ シテン ニ ツイテ | 
| 著者 | 
                                    池田 善昭
                                    
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| 収録物名 | 島根大学文理学部紀要. 文学科編 | 
| 巻 | 5 | 
| 開始ページ | 147 | 
| 終了ページ | 167 | 
| 内容記述 | 抄録・要旨 廃藩置県後、あるていどの区域改編を伴ないながら、明治二〇年代にほぼ画定をみる都道府県の区域は、旧国郡域を基本的には遵守しつつ、わが国の地方行政の地域的基礎を与えてきた。今日、経済の高度成長下の地域開発政策の進行のもとで、とくに、大都市圏周辺に、府県域再検討の心要が説かれ、昭和四五年四月八日には、日本商工会議所の永野重雄会頭の道州制に関する、いわゆる永野メモが発表されるなど、阪奈和を主とする関西財界の動きが目立つようになった。同年十月、奈良において日本地理学会・人文地理学会合同大会が開かれ、地理学会としては始めての政治地理的テーマのシンポジウムが開催され、「行政区域の再編成と地理学的地域」として六名の発表とそれをめぐる討議が実施された。ムーディー、プレスコットなど、いわゆる国内政治地理の問題をとりあげる傾向が、わが国にもようやく歩みをみせはじめたことの証左といえようが、このなかで、今日の体制下での、いわゆる広域行政がもつ多くの欠陥を指摘した一人として、シンポジウムで充分に提示しえなかった諸点を述べ、補足とすることとした。 | 
| 言語 | 日本語 | 
| 資源タイプ | 紀要論文 | 
| 出版者 | 島根大学文理学部 Shimane University, Faculty of Literature and Science | 
| 発行日 | 1972-03-20 | 
| アクセス権 | アクセス制限あり | 
| 関連情報 | 
                                    [NCID]
                                    AN00108037
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