| ファイル情報(添付) | |
| タイトル | ドイツにおける社会政策の成立 | 
| タイトル 読み | ドイツ ニ オケル シャカイ セイサク ノ セイリツ | 
| 著者 | 
                                    本山 貞一
                                    
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| 収録物名 | 島根大学論集. 人文科学 | 
| 巻 | 13 | 
| 開始ページ | 192 | 
| 終了ページ | 203 | 
| 収録物識別子 | ISSN 04886518 | 
| 内容記述 | 抄録・要旨  社会政策 Sozialpolitik という言葉はドイツで生まれたのである。それは資本主義の確立期におけるドイツの特殊な事情を反映するものであった。そしてわが国の如く資本主義化の過程がドイツときわめて似かよったところでは社会政策という言葉も他の立法、諸制度などと共にいちはやく輸入され、重要な意味を付されてひろく用いられることになったのである。しかしこれと対象的にイギリスやアメリカなどでは社会政策という言葉は一般には用いられていない。内容があいまいだというのである。英語には古くから Labour Policy および Social Policy という語がそれぞれ独立に存在していたのであって、ドイツ語の Sozialpolitik はいわばこの両者を結合した概念として登場した。したがって社会政策に積極的な意義をみいだすべき基点は労働政策および社会改良が単にばらばらにおこなわれるのではなく、両者を有機的に結合しなければならなくなった客観的な背景であろう。ドイツ社会政策の成立過程の考察はかかる観点から社会政策の歴史的意義に基本的規定を与える前提をなすものと考えられる。 | 
| 言語 | 日本語 | 
| 資源タイプ | 紀要論文 | 
| 出版者 | 島根大学 Shimane University | 
| 発行日 | 1964-02-28 | 
| アクセス権 | アクセス制限あり | 
| 関連情報 | 
                                    [NCID]
                                    AN00108183
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