ファイル情報(添付) | |
タイトル |
小説における視点論 : 英米の現代小説論をめぐって
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タイトル |
The Point of View in Novels
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タイトル 読み |
ショウセツ ニ オケル シテンロン エイ ベイ ノ ゲンダイ ショウセツロン オ メグッテ
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著者 |
冨士川 和男
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収録物名 |
島根大学論集10周年記念論文集
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巻 | 1 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 11 |
内容記述 |
その他
文学に対面する人は、誰しも程度の差こそあれ、文学の捉え所のなさに、手をやくであろう。文学を創作しようとする人は、まず何かを話さねばならない。言語を媒体として、話をしなければならぬことによつて、祝福されも呪われもするのが、文学という芸術の宿命である。作家は、自分の対象が何かを示す難しさと、その対象について自分がいかに感じるかを「語る」難しさとの間で、苦しまねばならない。この苦しみこそ、文学にたえず付きまとい、根底ともなつているのだ。文学理論の歴史は、この根底的な緊張状態を、いつも論じてきた。ここで扱おうとする「小説視点論」も、そうした総体へと結び付けられるべき一部分として、考えてみたいと思う。
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言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学
Shimane University
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発行日 | 1960-02-29 |
出版タイプ | Version of Record(出版社版。早期公開を含む) |
アクセス権 | アクセス制限あり |
備考 | 島根大学論集10周年記念論文集 |