ファイル情報(添付) | |
タイトル |
政治意識の研究(III) : 過疎地域の住民の政治的行動
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タイトル |
A Study of Political Attitudes(III) : The Overt Political Behavior of Peoples of Deserted Areas in A Rural Community
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タイトル 読み |
セイジ イシキ ノ ケンキュウ 3 カソ チイキ ノ ジュウミン ノ セイジテキ コウドウ
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著者 |
久松 昌範
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収録物名 |
島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学
Memoirs of the Faculty of Education. Literature and Social science
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巻 | 3 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 71 |
収録物識別子 |
ISSN 02872501
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内容記述 |
その他
われわれは,ここ数年,「過疎」の問題を,地域研究の重要課題としてとらえ,総合的な調査をおこなってきた。そのなかで筆者は,住民の社会的意識を中心に調査報告をおこない,また,その補足として,農民の政治意識について別稿で報告してきた。そこで明らかになった過疎地域における農民の政治的要求は,要約すれば次のようなものであった。「崩れゆく地域を再生させるため,地域開発,産業の振興を熱望し,窮乏した地域での生活を安定させ,地域の経済カを増大させる。そのためにも,為政者は政治姿勢を正し,住民のための民主的政治をなさねばならないし,部落の住民も旧態依然たる体質,特に,利己主義,陰口,悪口,因習固執などを改め,部落集会,町政,県政,国政を民主的なものに変革してゆく必要がある。」
これらの諸要求が,実際の政治的行動として,どのように現われているかを,次の点から検討するのが本報告の目的である。(1)陳情・請願運動 (2)国会議員選挙への影響 (3)町会議員選挙への影響 調査対象地は島根県邑智郡邑智町で,(註3)の報告と同じ対象地域である。対象地の概要については,そこで述べたので省略する。また,この調査は1968年11月におこなわれたものである。 |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 紀要論文 |
出版者 |
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
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発行日 | 1970-02-28 |
アクセス権 | オープンアクセス |
関連情報 |
[NCID] AN00107952
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