食物の嗜好傾向と性格に関する研究(I)

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File
b002000400k005.pdf 2.17 MB エンバーゴ : 2003-01-24
Title
食物の嗜好傾向と性格に関する研究(I)
Title
Studies on the Relationship between One's Taste for Food and Personality(I)
Title Transcription
ショクモツ ノ シコウ ケイコウ ト セイカク ニ カンスル ケンキュウ 1
Creator
Nakayama Ikuko
Fujie Susumu
Source Title
島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学
Memoirs of the Faculty of Education. Literature and Social science
Volume 4
Start Page 51
End Page 67
Journal Identifire
ISSN 02872501
Descriptions
 偏食および極端な好き嫌いなど,食物に対する嗜好の問題が,我々の肉体的健康に直接関連があることはいうまでもないが,それのみではなく,その人の性格形成にも何らかの影響をおよぼしているであろうことは容易に推察される。たとえば、自殺をするような人や偏くつな人には偏食する人が多いといわれるのもそのようなことであろう。
 このように食物の嗜好がその人の性格と何らかの関連性があるであろうと考えられているにもかかわらず,この面についての研究はなされていないのが現状である。従って,本報においては,この問題を取り上げ中学生を対象に男女の性別および年令別による嗜好の相異,および食物に対する嗜好傾向を調べ,同時に性格テストを実施してその嗜好との関連性について研究をおこなった。その結果,いくつかの興味ある知見を得たので報告する。
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学教育学部
The Faculty of Education Shimane University
Date of Issued 1970-12-28
Access Rights open access
Relation
[NCID] AN00107952