タイトル |
希薄有用1価イオンの分離・回収のための無機イオン交換体の開発
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タイトル |
Development of Inorganic Ion Exchangers for Separation and Recovering of Valuable and Dilute Monovalent Ions
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タイトル 読み |
キハク ユウヨウ イッカ イオン ブンリ カイシュウ ノ タメノ ムキ イオン コウカンタイ ノ カイハツ
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著者 |
鈴木 喬
阪根 英人
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収録物名 |
日本海水学会誌
Bulletin of the Society of Sea Water Science, Japan
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巻 | 50 |
号 | 6 |
開始ページ | 426 |
終了ページ | 433 |
収録物識別子 |
ISSN 0369-4550
EISSN 2185-9213
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内容記述 |
その他
元来層間にK+を含んでいるTaenioliteを元にしていることから, アルカリ金属イオンに対してイオン記憶能があることが期待されるNa+形TaenioHteのイオン交換特性について検討を行った. NaTはK+に対して非常に高いイオン交換反応選択性を示し, イオン記憶効果を持つことが明らかになった. Ca2+やMg2+に対しては単独のときには高い選択性を示したが, K+が共存するときにはこれらのイオンに対して選択性はなく, 実海水による試験でも共存イオンによるK+の選択性への影響はほとんどなかった. 以上のことからNaTはカリウムイオン分離剤として有用であると期待される.
K+と化学的な性質がよく似ているNH4+に対するNaTのイオン交換特性についても検討を行った. その結果, NH4+とK+との間には選択性の差はなく, 同様に取り込むことがわかった. |
言語 |
日本語
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資源タイプ | 学術雑誌論文 |
出版者 |
日本海水学会
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発行日 | 1996 |
アクセス権 | メタデータのみ |
関連情報 |
[DOI] 10.11457/swsj1965.50.426
ニホン カイスイ ガッカイ
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