介護老人保健施設職員の転倒リスクの捉え方と多職種連携に対する認識

島根大学医学部紀要 Volume 40 Page 53-57 published_at 2018-03-31
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File
紀要40 pp.53-57.pdf 783 KB エンバーゴ : 2018-04-09
Title
介護老人保健施設職員の転倒リスクの捉え方と多職種連携に対する認識
Title
Recognizing the Risk of Falls and Cooperation With Multi-occupation in Care Health Facility
Title Transcription
カイゴロウジンホケンシセツショクイン ノ テントウリスク ノ トラエカタ ト タショクシュレンケイ ニ タイスル ニンシキ
Creator
IWASA Honami
KOZAKURA Saya
MORISHIGE Yuka
Morioka Saki
Source Title
島根大学医学部紀要
Bulletin of Shimane University Faculty of Medicine
Volume 40
Start Page 53
End Page 57
Journal Identifire
ISSN 1880084X
Descriptions
本研究の目的は、多職種がそれぞれどのような視点で転倒リスクを捉え、多職種連携
による転倒防止についてどのような考え方を持っているのかを明らかにすることである。研究協
力者は、A県内の入所及び通所サービスを提供する介護老人保健施設Bに勤務し、入所サービス
提供に携わっており、転倒リスクの判断力を備えていると想定される看護師3名、理学療法士3
名、介護士3名とした。構成的インタビューを行い、内容分析法を用いてインタビューの結果を
意味の類似性により分類した。その結果、看護師と介護士は対象者の生活や認知面を重視し、理
学療法士は対象者の機能・能力面を重視することが明らかになった。多職種が連携しやすい環境
の基盤は、各職種の専門性の理解をしていること、物理的距離が近いこと、一緒にケアをする機
会があること、平等な関係だと自覚していること、日頃から相談しやすい人間関係が築かれてい
ることであると示唆された。
Subjects
転倒 ( Other)
介護老人保健施設 ( Other)
多職種連携 ( Other)
Language
jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publisher
島根大学医学部
Faculty of Medicine, Shimane University
Date of Issued 2018-03-31
Rights
島根大学医学部
Publish Type Version of Record
Access Rights open access
Relation
[NCID] AA12049432